青磁の陶器

青磁について

青磁(せいじ)とは、青磁釉を施した磁器のこと。
青磁釉は、1200度以上で焼成される高火度釉で、植物灰を主成分とし、酸化第二鉄を含有する。
ボディから釉に拡散する鉄の寄与がある場合もある。
焼成によって原料の酸化第二鉄を還元することで酸化第一鉄ができ、青〜緑を発色した透明ガラスになる。
還元の完全さにより、黄色がかった緑から、空色まで発色が変化する。
現在では石灰バリウム釉を基礎釉とし、珪酸鉄を着色剤として使用することで澄んだ青色を得ることができるが、本来の青磁は厚がけした灰釉である。
(ウィキペディアから一部引用)

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