■ 青磁とは

青磁とは素地・釉薬(うわぐすり)に鉄分を含み、窯中の焼炎によ って還元されて、青色系統の釉色を呈した物です。青磁は中国の 後漢時代になって淡いオリーブ色青磁が現れて発達し北宋時の 青磁から進んで中国の青磁史上最も優れた青磁が作られたのは 南宋時代に入ってからです。南宋官窯(国の窯)として修内窯・郊 壇窯があり碧玉(宝石のひとつ)を思わせる粉青色(ふんせいしょ く)の青磁が生まれその頂点を築きました、また民窯として竜泉窯 (りゅうせんよう)が日本では砧青磁(きぬたせいじ)と称し、青く澄 んだ青磁を産していました、作者は青磁の中でこの砧系の青磁を 選び青磁の中で現代風の明るい澄んだ色としっとりした質感の青 磁を作りました。

■ 清水焼の歴史

京焼.清水焼とは京都の五条坂を中心に焼かれています、寛永 年間(1624〜44)に始まるといわれ、盛んになったのは明暦年間 (1655〜58)名工、野々村仁清(ののむらにんせい)が優雅な色絵 陶器を焼き、その作風を受けてからである。さらに文化、文政 (1804〜30)のころから陶器より磁器の製作が主流となり奥田頴 川(おくだえいせん)はその先駆をなしたがまた門下から青木木米 (あおきもくべい)仁阿彌道八(にんあみどうはち)欽古堂亀祐(き んこどうかめすけ)らの名工があいついで出て京焼の中心となっ た、明治以後料理食器、茶陶等と美術的陶器の伝統も維持さ れ、多くの陶芸家が輩出している。